スライダー
運動会はワクワク・ドキドキの日に【himeihoikuen】

雲一つない快晴に恵まれて、10月11日に運動会を無事に終えることが出来ました。

子どもたちはいつもの園庭やサッカー場よりももっと広いところで思い切り走り回ったり、お家の人と一緒にふれあい遊びをしたりと、いつもと違う特別な日を楽しんでくれました。

今年は大人の二人三脚や年長児すみれグループと保育士の混合リレーなど様々なアイデアが散りばめられていました。

行事は何のためにあるか

運動会や発表会は保育園や幼稚園での定番の行事になっていると思いますが、あえて「何のためにこの行事があるのか?」を考えてみたいと思います。

毎日の生活がいつもと同じであることは、子どもたちが生活の見通しを持ちやすくなること、生活リズムを整える事ができるなどの意義があります。

ただ、毎日の生活が変わり映えしないものになると、張り合いがないというか飽きてくると感じるのは想像に難くないと思います。だからこそ、四季折々に様々な行事を取り入れることで、子どもたちの生活に「ちょっとしたワクワク・ドキドキ」を仕掛けていこうというのが、当園の行事に対する考え方です。

行事のそもそもの成り立ちはもっと様々な経緯があったのだと思います。それこそ日本の国ができる前とか出来た頃とかから続いている祭事・神事などをベースにしている行事もあると思います。

そのような歴史を知っておくことは大切と思いますが、まずは、子どもたちを中心に子どもたちの生活が華やかに、楽しみの多いものになるように、行事を使っていきたいと思っています。

子どもたちが大きくなり大学生や社会人になったころに、または、今の子どもたちが親になった頃に「そういえばこの行事ってどんな意味があったのだろう」や「この行事のもとになっているこのお祭りって、由来はどんなものなんだろう」と知的好奇心を揺さぶられるようになっていれば、園長としてこんな幸せなことはありません。

将来幸せになるための力の根っこを育てるために

保育園での生活は、今を最もよく生きるとともに、将来幸せになるための力の根っこを育てることです。

大人になったときに「知的好奇心」を持っていないと成長できなくなってしまいます。将来幸せになるためには「知的好奇心」が必要不可欠です。今の保育園の生活の中に「なんでだろう?」と不思議に思い、試行錯誤する事ができるようにすることが、とても大切なのだと思っています。

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