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育児は「育自」【himeihoikuen】

子育てをしていると、「これは人間性の修行だな」と感じることがあります。子育ては「育児」であるとともに「育自」だと感じます。

家事、育児、仕事、その他諸々に一生懸命に取り組んでいると、子どもに対してイライラしたりすることがありますが、それは当たり前のことだと思います。いつも神様仏様のように広い心で関わり続けることは、一生懸命に子育てをしている人にとっては、夢物語ではないかなと感じています。

イライラしたり、つい怒ってしまったり、そんなことがあっても「やっぱりこの子がいてくれることは本当に幸せだ」「この子が可愛い」「この子のことを愛している」そうやって思い直すことができれば、それは「育児」も「育自」 も順調に進んでいると言えるのではないでしょうか。

一方で、「そんなふうに思えない」「子育ては辛いだけだ」と感じているのであれば、自分のキャパシティを超えて頑張りすぎた結果、エネルギー不足になっているのかもしれません。

そんなときは周りの人に助けを求めたり、様々な機関を頼ったりしながら、少しずつエネルギーを充電していくと良いと思います。

「育自」 は自分の心身のトレーニングとも言えます。過剰なトレーニングで負荷をかけすぎたら逆効果になってしまうように、ある程度負荷をかけることは大切ですが、やりすぎてしまっていれば休息も必要です。

子どもにとって、親の存在は何よりも大切で、大好きな存在です。そんな親が苦しんでいることは、子どもにとっても悲しいことだと思います。子どもに怒ったりしながらも、子どもである自分と一緒にいることに親が幸せを感じてくれていれば、子どもも幸せに感じてくれると思います。

子どもと一緒に幸せを感じていけるように、保育園としては保護者と「子育てのパートナー」として一緒に悩み、一緒に幸せを感じる存在になりたいと考えています。

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